会社で誰かに話して、「なるほど」と言われるネタを提供します。
英ブレグジット メイ首相の案が再度大差で否決 混迷深まる ー人々の声は
イギリスがEUを脱退するかで揉めています。
これ、よく分からないですよね。
- イギリスの誰がEU脱退を望んでいるの?
- 何でそんなに決まらないの?
- EUはこの状況をどう見ているの?
- これからどうなるの?
……こんなところでしょうか。
もくじ
イギリスの誰がEU脱退を望んでいるの?
イギリスがEU脱退を決めたのは、2016年6月の国民投票を受けてのことです。
脱退が国民投票の結果なのであれば、早く脱退すれば良いのにと思いますよね。
何でそんなに決まらないの?
ただ、この国民投票の結果が離脱派52%/残留派48%と、スーパー僅差でした。
加えて、国民投票は短期的・感情的な結果に陥ることが多いと言われています。
#ついでに、離脱派には低所得者・低教育水準者が多かったそうです、、、
実際に2016年6月の投票でも、「移民が仕事を奪う」とか「EUが国家主権を侵害している」といった見えやすいデメリットが強調されていたようです。
それらの裏側には関税の撤廃等、大きなメリットがあるにも関わらず、です。
結果、多数決で決まりはしたものの、踏ん切りがつかない状態になっています。
EUはこの状況をどう見ているの?
EU的には、一度入った国にそう簡単に抜けられると困ります。
簡単に抜けさせると、ドミノ式に他の国も追従してしまうかもしれません。
イギリスもイギリスで、「EUは抜けるけど、ヒト・モノ・カネの移動は自由のままでよろしく」なんて勝手なことを言っていました。
こういったところに、国民投票の「えいや」で決断した感が残ります。
これからどうなるの?
これからイギリスとEUがどういう選択を取るのか、正直分かりません。
ただ一度こうなってしまうと、同じ過ちを繰り返すことはあれ、復活を遂げることは難しいように思います。
イギリスはダメになります。
ポンドは売りです。
でも、歴史的に見ると既にポンド安が進んでいます。。。
難しいですね。
